我が愛車ランドローバー・ディスカバリーについてより詳しくご紹介したいと思います。
改めまして、僕の車はディスカバリーとしては4代目のディスカバリー4。
ディスカバリーが発売される以前、ランドローバーはほぼ軍用車のシリーズIを源流とする90/110/127と、高級4WDレンジローバーの2車種しか作っていませんでした。
さらなる飛躍をめざしたランドローバー社は1989年、よりリーズナブルで広く受け入れられ、利益率も高い車としてランドローバー車第3の車・初代ディスカバリーを発売します。
初代レンジローバーのシャーシを基本に設計を合理化。
各部コストダウンを図りつつ、より多用途に使える車両として開発、発売されました。
2列シートの2ドアと3列シートの4ドアがあり、ルーフの後半が階段状にせり上がった独特の形状はこの初代から現在の5代目にも続くディスカバリーのアイデンティティになっています。
その後、1998年に2代目へとモデルチェンジ。
2代目は初代のマイナーチェンジ的なモデルで、一般人には変化がわからないレベルです。
そして真のモデルチェンジというべき3代目は2004年のデビュー。
各部がフラッシュサーフェス化され、一気にモダナイズ。
シャーシもクロスカントリー4WDでは一般的なフレームシャーシを持つ構造から、モノコック構造を基本にフレームをビルトインしたランドローバーが「インテグレーテッド・ボディ・フレーム」と名付けた構造に進化。
併せてサスペンションも4輪独立懸架となり、様々な電子制御と組み合わせてオンロードとオフロードの両立を図りました。
そして2009年にディスカバリー4がデビューします。
ディスカバリー4は初代に対する2代目のような位置づけで、いわば3代目のビッグマイナーチェンジ。
パッと見たら一般人だと3代目との区別はつきません。
ちょっと塗装パーツが増えてるかな?というレベルです。
この4代目前期モデルまでがガソリンエンジン版はV8エンジンを搭載しています。
で、2014年に4代目の大幅なマイナーチェンジが敢行され、エンジンはV8NAからV6スーパーチャージャーに、ATも6速から8速に変更されました。
僕の車はこのディスカバリー4の後期モデルです。
僕がディスカバリー4を購入してまもなく、2016年にディスカバリー5が登場します。
階段状のルーフ、左右非対称のバックドアなどといったディスカバリーのデザインの特徴は受け継いでいますが、それまでカクカクの四角いデザインだったディスカバリーが、イヴォーグに始まる流線型を取り入れた新世代のランドローバーデザインに変化。フラッシュサーフェス化が一層進み、ツルツルのデザインになりました。
シャーシもレンジローバー系のアルミシャーシを採用し、200kg以上の軽量化に成功。
各種電子制御も進化し、多用途車としてさらなる進化を遂げました。
最新のディスカバリー5は2020年にマイナーチェンジ。
前期モデルではディスカバリー4と同じV6エンジンを積んでいたものが、最新のインジニウムと名付けられた直6エンジンに換装され、より快適性、環境適性が向上しています。
最新のディスカバリー5後期モデルに試乗したことがありますが、静かだし、乗り心地も、ハンドリングも素晴らしい車になっていました。
ただ、お値段アップの度合いがひどくて、とても買えない車に進化していますが・・・
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