シビック・SiR II(愛車を振り返る その2.5)

シビック 沿革

 ビートは楽しい車だったのですが、アンダーパワーは如何ともし難く、また、あまりの実用性の低さもあり、父親と共同でセカンドカーとしてシビックを買いました。
 (この時はビートを所持したままでしたので、愛車カウントとしては2.5代目です)

 購入したのはEG6型SiR II。
 スポーツシビックと言われた型のDOHC VTEC(⇒用語集)を積んだグレード。
 走行距離とかもうあんまり覚えていませんが、左フロントフェンダーに板金跡があったけど、まーそこそこの程度の中古でした。

シビック スペック

全長4070mm
全幅1695mm
全高1350mm
ホイールベース2570mm
車両重量1050kg
エンジン型式B16A
排気量1595cc
エンジン種類水冷直列4気筒DOHC16バルブ
最高出力170ps(125kW)/7800rpm
最大トルク16.0kg・m(156.9N・m)/7300rpm
サスペンションF:ダブルウィッシュボーン R:ダブルウィッシュボーン
ブレーキF:ベンチレーテッドディスク R:ディスク
タイヤサイズF、R:195/55R15
エンジン搭載位置/駆動輪フロント/前輪駆動
トランスミッション5MT
新車価格1,620,000円
愛車カラーフロストホワイト
その他無限のアルミ→SSR
5次元マフラー

シビック 外見

 ロングルーフの伸びやかなライン、低く構えたフロントマスク、ワイドに踏ん張って見えるリアスタイル。

 僕が3ドアハッチバックで一番デザインが優れていると思う車です。

 ビートも含め、この頃のホンダデザインが一番好きです。

シビック 内装

 この頃のホンダは、良く言えばカジュアル、悪く言えば安物っぽい内装デザインでした。

 特にプリモ店で売っていた車は量販車ばかりでしたので、プラスチックはプラスチックにしか見えませんし、なんなら革巻きステアリングもプラスチックに見えました。
(内装色がグレーだったので、余計にそう見えたのか)

 ただ、シビックはそこを開き直ってカジュアルデザインに振り切っていましたし、シビックには合っていて、評価は悪くありませんね。

シビック インプレッション

 EG6の真価はそのエンジンと走り。

 EFシビックからキャリーオーバーしたB16A型1.6リッターDOHC VTECエンジンは5馬力アップの170馬力を発揮します。
 低回転はそれなりでしたが、高回転カムに切り替わったとたんエンジン音が変化し、突き抜けるようにエンジンが回ります。
 もう掛け値無しで素晴らしいエンジンでした。

 EFシビックの時代、ホンダ車はボディが弱いと言われ続けていました。
 ジャッキアップしたらドアが開かないとか、コーナーで半ドアランプが点くとか・・・
 それもEGシビックにモデルチェンジした機会にシャーシが進化。
 現在の基準で言えば十分でないかもしれませんが、かなりの進化をとげ、ハンドリングはFF車でありながらミッドシップのビートよりもよく曲がり、へんな癖もなく、ほんと素晴らしい車でした。
 マーチと同じFFとは思えないハンドリングに「これが現代のFFなのか」と感動したものです。

シビック 別れ

 すごく気に入っていたのですが、購入してわずか4ヶ月のある日、信号無視をしてきたトヨタハイラックスサーフに左フロントへ突っ込まれ、ボディは雷型に変形し、あえなく廃車となってしまったのでした。

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