モータースポーツ用シートなどで有名なシートメーカーがレカロ。
元々は馬車の車体などを作る会社だったんですが、ポルシェが最初に市販した356のボディ製造を当時のレカロ社に製造を委託。
やがて、ポルシェ専属のボディ製作会社となりました。
そして、ポルシェが911の製造を内製化する事になったおりに、レカロ社はボディ製造部門をポルシェに売却。
残された部門がシート製造会社として再編され生まれ変わり、社名が「レカロ」となりました。
その後もしばらくはポルシェ専門のシート製造会社だったんですが、ポルシェ以外の自動車メーカー用シートにも進出し、さらにアフター用のシート、メディカルシートやレース用シート、はたまた航空機、列車、スタジアムのシートなどなど、様々なシートを製造する一大メーカーへとなりました。
ポルシェ以外のシートを手がけるようになって以後も、しばらくポルシェ車のシートは全てレカロだったんですが、それも993まで。
現在は一部のグレードのフルバケだけレカロ、という状況になっています。
そんなわけでポルシェ大好きな僕にとって、レカロとポルシェの血縁の濃さはレカロ好きになるに十分な理由です。
シビックRは純正でレカロが入っていましたし、インプレッサでは限定モデルのレカロを助手席とセットで入れていました。
993ではノーマルシートもレカロですが、僕は純正オプションのスポーツシートに交換してもらっていまして、こちらももちろんレカロ。
レカロシートは体のサポート性能はもちろん、長時間乗った時でも腰の痛みが全くなく、疲れ方が全然違います。
普通の車に乗るようになって、レカロから遠ざかってしまっていますが、次にスポーツカーを買ったら、やっぱりレカロにすると思います。
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