トヨタ公式で様々なランドクルーザーに関する情報ばかりを発信しているYouTubeチャンネル『らんくるチャンネル』(⇒リンク)にて、現行150系プラドの前期・中期・後期比較レビューという記事がありました。
ラリードライバーの三浦氏がランドクルーザー開発のチーフエンジニア森津氏にインタビューしながら150プラドの3世代比較をしていくという動画になっています。
この動画の最後で三浦氏が森津氏に「ライトデューティ系(プラド)はこのあとどのように進化していくと想像していますか?」と次期プラドを想像しつつの質問をぶっ込んでいるのです。
これに対して森津氏は
「ランドクルーザーとして大切なこととして、お客様によりそう実用オフローダーとして進化をさせたい。」
と、回答し、そこに三浦氏が
「ステーションワゴン系(300)、ライトデューティ系(プラド)、ヘビーデューティ(70)、それぞれ役割は違うかもしれませんが、継承すべきこと、進化させるべきことを突き詰めていくということはランドクルーザーシリーズに統一された知ということなんですね」
という風にまとめています。
ちなみに動画の最初でライトデューティの役割について述べられておりまして、
「ライトデューティ系の使命は、普及の役割、そしてランドクルーザーとしての堅牢性は維持しつつ快適性・乗りやすさを付与されて進化してきた」
と森津氏が述べています。
やはりココ!
元々プラドは、本格クロスカントリー車である70をより快適に乗りやすくするため、フロント独立懸架、4輪コイルサスなどに変更し、ワゴン内装を施した車でした。
その後、シャーシはサーフなどと共用され、軟弱なイメージが付き纏うことになりましたが、高バランス・オールラウンダーのクロカン車という路線はぶれていません。
そしてこの動画で言葉の裏から感じるのは、次期プラド(250)もその路線は外さずに進化するという話なのかなと思いました。
レクサス新GXの内容から次期プラドに300系と同じGA-Fプラットフォームが採用されることは間違いなく、これにより快適性のバランスポイントが一気に上昇します。
そして生まれた余力はオフロード路線に振り分けることで300との差別化を図ることになるでしょう。
70のワゴンだったプラドが、300のワイルドモデルに生まれ変わるわけです。
これは楽しみですね。
問題は値段だけでしょう。。。
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