昨日ディスカバリー5の値上げについて取り上げました。
込々1200万円、経費も入れれば1300万円を超えてきてしまう、なかなかの高級車です。
ランドローバーには同じディスカバリーを名乗る、ディスカバリーファミリーの一員としてディスカバリースポーツという車種もあります。
こちらは現在641万円からという設定で、ディスカバリー5と比較すると300万円ほど低廉な価格設定となっています。
内容的には、外見こそディスカバリー5と共通性を感じさせるフロントマスクの意匠を与えられていますが、全長×全幅×全高=4610×1905×1725mmというサイズは、ディスカバリー5よりも全長で360mm、全幅で95mm、全高で170mm小さいサイズになり、一回り小さい車になっています。
メカ的にもディスカバリー5と共通性はなく、エンジン横置きのシャーシはレンジローバー・イヴォーク、ジャガーEペイスと兄弟車の関係にあります。
そのため室内空間は単純に360mm短いとは言い切れませんが、それでもやはりフル7シーターとは言えず、3列目は+2の範疇です。
ディスカバリースポーツは試乗したことがありませんが、イヴォーク、Eペイスに試乗した経験からすると、走り味の面でもディスカバリー5と比べられるレベルではないと想像します。
その分、価格は安いわけですが、先述したとおり641万円からの価格設定で、コンフィグで希望の装備を付けてみても750万円ぐらいなので、込々で800万ちょっとぐらいの車になっています。
ディスカバリー5とディスカバリースポーツではメカも装備も価格もかなり差があるわけです。
現在、レンジローバーファミリーは上からレンジローバー、レンジローバースポーツ、レンジローバーヴェラール、レンジローバーイヴォークと設定されていますので、ここはディスカバリーファミリーもヴェラールに相当するディスカバリー5とディスカバリースポーツの間の車種を設定してもらえませんかね。
ヴェラールのようにシャーシはエンジン縦置きの上級用だけど、エンジンは4気筒。内装はディスカバリースポーツに近くて、ただしフル7シーター、価格が750万スタートで込々950万ぐらいで収まる車種です。
今のランドローバーの規模、ディスカバリーファミリーの販売台数から考えたら、実現性は低いでしょうね〜。
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