東京オートサロンにて以前より噂のあったスポーツATを積んだGRヤリスが発表されています。
しかも同時に期待を遥かに上回る規模の改良が施されました。
目立つところはやはりフロントバンパーの変更です。
3分割構造で補修費の低減に配慮しつつ、エアフローを改善し、ATのオイルクーラーなども取り付けることができるようになっています。
リア周りもストップランプがスポイラー部からガーニッシュ中央に移設され、社外品のスポイラーに交換しやすくしたそうな。
内装も12インチのビッグモニターにバージョンアップされ、しかもインパネを専用品に交換。
ラリーカーをイメージして、運転席に傾けたスタイルにしているとか。
(僕はこのスタイルはあまり好きではありませんが)
エンジンもバージョンアップ。
軽量ピストン、新型吸気圧センサー、直噴圧力アップなど多岐に渡り手が入っており、元々1.6リッターターボながら272馬力ものパワーを発揮していましたが、それをさらに304馬力まで向上させています。
そしてAT。
構造的にはトルコンを使った3軸の8速MTといった感じなのでしょうか。
(と、思いましたが、別情報によると普通の遊星ギアを使ったトルコン横置きステップATをベースにしているらしいです。)
7、8速は巡航ギア設定とのことですが1〜6速がクロスになっており、今時のトランスミッションらしくシフトスピードはプロのマニュアル操作をも上回り、サーキットでも速さを発揮するようです。
昨今のスポーツカー冬の時代にGRヤリスを発売してくれただけでもすごいのに、さらにこんなにも全身にくまなく手を入れたマイナーチェンジを施してくるとは、最近のトヨタはホントにすごいと思います。
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