レクサスの新型GXについて、国内サイトでも大きく取り上げられてまして、注目度が高いことがわかります。
まず外見。
事前情報で分かっていたとは言え、結構ギョッとするほどのボクシーデザイン。
特にウエストラインのエッジと面の返し方が特徴的。
近年、稀に見るほど平面形状に近く、空力を無視したかのような角度に設定されたフロントガラスといい、とにかく四角いですね。
ボディカラーは全6色。
レクサスにしては少なめですね。
イメージカラーの新色ムーンデザートよりも濃い色目の方が似合っている気がします。
日本で売り出されれば、やっぱりメインは白と黒になるのでしょうか。
シャーシはランクル300などに採用されている新GA-Fプラットフォーム。
エンジンは3.4リッターV6ツインターボ+10速ATと、2.4リッターターボに新開発8速AT+ハイブリッドを組み合わせた2つの仕様が登場するそうです。
このハイブリッドなんですけど、『高熱効率な2.4L直列4気筒エンジン「T24A-FTS」と新開発のダイレクトシフト8速ATの間に、モーターと湿式クラッチが一体となったフロントモジュールを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。トランスミッションがエンジンの動力伝達を行い、フロントモジュールはHEV機能(エンジン始動、EV走行、回生など)を担っています。元来より堅牢なエンジン・ATのシステムを活かしつつ、フロントモジュールを加えたHEVシステムとすることで、フレーム車に相応しいロバスト性に貢献。本格オフローダーの本質でもある「行きたいところに行き、帰ってこられるクルマ」に相応しいハイブリッドシステムとしました。』と公式サイトで書いてあるんですが、これは基本FR車で、フロントにエンジン動力は繋がっておらず、フロントはモーター駆動のみってことでしょうか。
この判断はちょっと議論を呼びそう。
フロントダブルウィッシュボーン、リア(リジッドベースの)マルチリンク式はランクル300と共通。
内装も水平基調で好印象。
セカンドシートは3人掛けとセパレートのキャプテン仕様があるようです。
それにサードシートのあるなしで、4人乗り、5人乗り、6人乗り、7人乗りの仕様が設定されています。
大幅に拡大されたボディサイズの割にセカンド、サードシートはそんなに広くなさそう。
気になっていたリアハッチの開き方は、ガラスハッチだけ開く機構は維持しつつ、やっぱり上開きに変更されていました。
おかげで電動化されています。
拡大されたボディサイズですが、全長4950×全幅1980×全高1870mmもあり、レクサスLXに比べれば短いボディと言えるかもしれませんが、ボディの短いランクル300に比べればほぼ同じ大きさに至っています。
正直、ここまで大きいとは思っていませんでした。
ただ、LX&ランクル300に比べると、GXはフェンダーの膨らみが大きいため車幅が大きいですが、室内幅はLX&ランクル300よりも一回り狭そうです。
価格などは未発表。
発売は2024年になってから。
なかなか注目度も高く、しかも好評価を得ているようで、大変楽しみな1台ですね。
これまでGXは国内導入がなかったんですが、今回は導入されるというもっぱらの噂です。
実際、↓ これほどまでの公式国内サイトが公開されています。
国内仕様車と同等の情報量が公開されており、このまま右ハンドルの写真と入れ替えれば国内仕様の公式サイトが完成するレベルです。
これは日本向けも発売されるでしょう。
カクカクのボクシーデザインで、僕は非常に好き。
しかしレクサスなんで、価格がおそらく1000万円前後ぐらいになるでしょう。
ほぼランクル300のボディサイズといい、ディーゼルの設定がなさそうなことと言い、実際に買うことはないかな。
やっぱり気になるのはこのGXと多くを共有すると考えられる新型プラドです。
新型プラドに関する考察は別途BLOGを上げることにします。
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