アメリカでフォードが自動運転レベル4のテスト用に路上走行を可能とする特別な許可を取り下げた、というニュースがありました。
これはつまりフォードは自動運転レベル4の実現は無理だと判断したということです。
テスラ、メルセデス・ベンツ、日本のホンダなど未だ自動運転の開発に熱心なメーカーもありますが、もう、多くの自動車メーカーは自動運転の実現を諦めています。
それは当然です。
すべての車が等しく自動運転となり、歩行者、2輪車、トラック、バス、タクシーなどすべての道路使用者が完全に交通ルールを守る。
そしてさらに世界中津々浦々の道路に監視カメラ、制御用信号などの配線がされる。
ここまですれば自動運転も可能でしょう。
しかし、当然そんなことは絶対不可能。
世の中は全く論理的ではなく混沌としており、そんな中をレベル4、レベル5の自動運転が実現できるはずがありません。
限られた空間となる高速道路において、ドライバーの疲労軽減につながるドライバーアシストが関の山ですよ。
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