以前よりティーザーが公表されていたポルシェのカイエン2024モデルが発表されました。
カイエン、マカンのポルシェSUVはBEVモデルとしてリニューアルされることがすでに公式発表されています。
ただ、BEVカイエンが発売されたあとも既存ガソリン版カイエンはしばらく併売されることになっており、今回発表されたマイナーチェンジ版カイエンこそが、その最終ガソリン版のカイエンとして延命措置が図られたモデルです。
今後の内燃機関に対する規制次第でPHEVモデルだけさらに延命とかあるかもしれませんが、少なくとも電気モーターを一切積まない純ガソリンの動力機関を積んだ最後のカイエンとなる車になるでしょう。
こちらは普通のモデル。
ベースグレードは3.0リッターV6ターボ、350馬力。
カイエンSが現在のV6からまたV8へと回帰し、4.0リッターツインターボのエンジンで470馬力。
PHEVのカイエンEハイブリッドはベースグレードと同じ3.0のV6により強力にバージョンアップしたモーター積んで合計出力460馬力。
トップグレードのターボGTは4.0V6ツインターボで650馬力。
エンジンのバージョンアップはそこそことして、これからの10年(少なくとも5年程度)を生き抜くための今回の目玉は内装の大幅アップグレードです。
ついにアナログ指針が廃止されたと先日のBLOGで書きましたが、助手席前にも巨大なモニターを配置しました。
と、まー、気合の入ったビッグマイナーチェンジとなるカイエン2024年モデル。
そつなくよくまとまっていると思いますが、例えばランボルギーニ・ウルスとかフェラーリ・プロサングエのようなエキゾチックな雰囲気は持ち合わせておらず、ランドローバー・レンジローバーとかロールスロイス・カリナン、ベントレー・ベンテイガのような高級感もなく、、、なかなかポジショニングの難しい車になってしまいましたね。
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