ホンダが工場や工事現場などでの荷物の運搬に役立つ、自律移動が可能な各種センサーを搭載したEVのコンセプトカーをアメリカで発表しました。
全長119インチ(3025mm)×全幅51インチ(1300mm)×全高81インチ(2052mm)とのことですので、軽自動車サイズ(長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下)に近いサイズ感です。
実はこちら、もうすでに3代目でして、ほぼ2年置きに新しいコンセプトモデルが発表されています。
月面探査車のようなコンセプト先行の初代モデルから、日本で発売していた軽トラ・アクティの荷台を流用し、いかにもコストを意識した実験車の2代目、そしてまた近未来のロボット的な外観を持つ3代目ときています。
自律走行うんぬんは日本ではなかなか出番がなさそうですが、気になるのはこの新しいシャーシ。
かなり低床で、汎用性のあるシャーシに見えます。
これに普通の運転席・助手席のキャビンを乗せるだけで今は亡きアクティの後継車種が出来上がりそうです。
自律制御が可能っていうんですから、ハンドルもアクセルもブレーキも全部バイワイヤで、ただこのシャーシにキャビンを乗せるだけで大丈夫じゃないですか?
ホンダは国内市場しかない軽トラでは新型を開発できないという判断でアクティを絶版にしてしまいましたが、工場用の自律移動EVなら世界に市場があり、かつ安価に軽トラ化を図れる!
この3代目は公称で2000ポンド(907kg)の積載が可能らしく、軽トラらしいイレギュラーな過積載にも対応可能ですw
これはありじゃないでしょうか。
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