東京オートサロン2023が開催されています。
最近は自動車メーカーもこういったチューンドカーの祭典で新車やコンセプトカーを発表したりしており、今回も注目の車たちが何台も発表されています。
○日産 GT-R マイナーチェンジモデル
日産GT-Rのマイナーチェンジモデルが発表されています。
2007年に発売されすでに15年。
その間数度のマイナーチェンジを施され、今なお一線級の戦闘力を誇る驚異の車R35GT-Rも、これでついにファイナルモデルかと言われていますね。
真のファイナルモデルなら値上がり必至なので借金をしてでも購入すべきと思いますが、しかし、この顔、、、、正直ダサい。
まぁ、デザインは個人の好みの面が大きいので、これにクレームを付けるのは野暮だと考えていますが、中身が大幅に進化したわけでもなく、結局延命のデザインチェンジなわけで、その理由もGT-Rにふさわしくなく、ただただダサい。
○スバル WRX NBR Challenge 2023
現在、STIモデルが消滅してしまっているWRXですが、ニュル24時間レース用のNBR Challenge 2023が発表されています。
このエアロのままの市販車が販売されたら評価しますが、現在のスバルにそのつもりは無いようですので、、、
○水素エンジン搭載 AE86
水素燃料によるエンジンに換装されたAE86が展示されています。
レトロフィットで名車AE86もCO2フリーとして大手を振って乗っていただけます、というトヨタのメッセージですね。
1、2年前までは水素関連はトヨタの孤軍奮闘といった雰囲気でしたが、最近は水素を推すメーカーも現れてきたイメージもある中、こういったレトロフィットによる名車再生というテーマは面白いなと思いました。
○トヨタ車体 ランドクルーザー40×ランドクルーザー70
トヨタ車のうち、ランクルやハイエースなどの商用車を開発、生産している子会社トヨタ車体が東京オートサロンに出品しており、中にこのような車が発表されていました。
こちら、2002年製ランクル70のシャーシに1978年製ランクル40のボディーを合体させたレストア?あるいはレトロフィット?という車です。
関連法規への対応ができていないらしく、公道走行不可能という状態ですが、こんなのをメーカーが出してきたことが感動です。
ランクル70の再再販もどうやら実現しそうですし、今年はトヨタ車体が熱いです。
○マツダ MX-30 eスカイアクティブR-EV
ここから東京オートサロンの話題じゃありませんが、注目の車を取り上げたいと思います。
マツダが欧州ブリュッセルモーターショーで、新開発のロータリーエンジンを発電機として搭載したシリーズ式のプラグインハイブリッドエンジンをMX-30に追加すると発表しています。
僕はRX-7に乗っていたにも関わらず、そんなにロータリーエンジンに対する憧憬は全く無いんですが、こんなパワーパックを発売してしまうマツダの姿勢は高く評価します。
ただ、EVモードで85km走行でき、50リッタータンクで総走行距離657kmっていうスペックらしいのですが、それだとエンジンによる燃費が11km/Lぐらいにしかなりません。
このままでは、やっぱりロータリーは燃費が悪いね、と悪評が立ちかねず、わざわざロータリーエンジンを積んだ意味が不明瞭ですよね。
なにかロータリーならではの隠し玉があるのでしょうか。
○スズキ ジムニー 5ドア
皆さん待望のジムニー5ドアが発表されています。
ホイールベースが340mm、ボディが590mm延長されており、そこに後部ドアと延長された荷室が配置されています。
Bピラーから前は既存ジムニーのままですね。
残念ながら、インドでの生産、発売で、日本への供給は今の所ない、ということですが、はっきり言って日本で発売されれば売れること確実ですので、発売されないわけがない。
今のジープ・ラングラーと同じで、これまでシエラを買っていた層はほぼほぼこちらの5ドアに流れてしまうことでしょう。
スズキさんもそろそろ覚悟を決めて、ジムニー用の生産ラインを大幅に増強したほうがいいんじゃないですかね〜。
以上、僕が注目した車たちでした。
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