以前からBLOGでちょこちょこと匂わせで書いていましたが、僕は三菱車を買わないと誓っています。
今日はその理由について書こうと思います。
あれはもう今から30年ほど昔、1990年代半ば頃、当時世の中はクロカンブームに沸いていました。
トヨタ・ランドクルーザー、ハイラックスサーフ、日産・テラノ、いすゞ・ビッグホーンなど色々ありましたが、ブームを引っ張っていたのはなんといっても三菱・パジェロでした。
1992年にパジェロがモデルチェンジして2代目が発売されるや、クロカンムーブメントを巻き起こします。
それまでのクロカン4WDは、2躯⇔4躯をわざわざ切り替えなければならず(これは今でもそういう車種が残されていますが)、そして駆動を切り替えるとフロントホイールにあるハブロックを手動で操作しなければならないなど、およそ乗用車とかけ離れた儀式が必要でした。
2代目パジェロは、そういった儀式が不要となるスーパーセレクト4WDという武器を引っさげ、しかも乗用車ライクな内装も備えて、センセーショナルに発売されました。
それまでのクロカン4WDは一気に過去の車となり、クロカンを普通に乗れる車に、でもいざというときはラフロードを物ともしない頼りがいのある車へと進化しました。
現代の高級SUVにつながる素晴らしい車でした。
当時、スキーにはまっていた僕の兄が、ブームに乗って4WDの車が欲しいと言い出し、家族の車を乗り換えることになりました。
当然、パジェロが第一候補です。
兄と僕は三菱ディーラーに話を聞きにでかけました。
そして、ディーラーにて、僕たち兄弟はディーラーに到着してみたものの、数分間放置されました。
その後、女性のセールスがやってきました。
僕:「パジェロを見に来たんですけど」
セ:「はい」
僕:「どんな感じですか」
セ:「ええまぁ」
僕:「値引きとか」
セ:「値引きはできません。売れすぎてますので」
僕はキレました。
カタログももらえず、見積もりを出してもくれず、確か名前も聞かれなかったと思います。
僕はもう三菱を買うことはない、と誓いました。
そんな一件があり、その後さらに例のリコール隠しが発覚し、信用のできないメーカーとしてより完全に、より強固に「買わない誓い」を心に刻み込む事になり、今に至ります。
現在のラインナップで言えば、デリカD5とかコンセプトは大好きです。
SUVっぽいミニバンって他のメーカーが出さないオンリーワンの車種ですからね。
家の周りでも結構乗っている家庭が多いです。
うちも三菱じゃなかったら検討したかもしれません。
でも三菱なんで。
絶対買いません。
接客ってホント大切ですよね〜。
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