カメラ好きはカメラバッグと三脚は3度買う、という格言がありますが、僕の場合、カメラバッグを買った数は覚えておらず、三脚は4本ほど買い替えました。
今日は三脚の話です。
最初に買った三脚は、コンデジとセットで買ったプラスチック製の5000円もしない安い三脚でした。
3本の脚がセンターのガイドパイプとステーでつながっているようなファミリータイプの三脚です。
これは値段なりに頼りない作りで、もうはっきり言って使い物にならず、すぐにちゃんとした三脚が欲しくなりました。
次に買ったのはアルミ製のガッチリとした本格タイプの三脚を購入。
マンフロット製だったと思います。
5万円ぐらいしました。
本格的な作りだけに確かにガッチリしており、目的は果たせたんですが、いかんせん重量が重くて、出すのが億劫になってしまいました。
しかもこのクラスの三脚じゃちょっと高さが低いなと気づきました。
本来は3本の脚をすべて伸ばし、普通に脚を広げ、センターのエレベーターを全く出さないか、出しても数センチの状態でカメラをセットし、撮影者は自然に立った状態での目線の高さがカメラのファンイダーにちょうど当たる、というのが正しい三脚の選び方。
僕は身長が177センチなので、自然に立った状態の目線の高さが160センチを越えるぐらいになります。
普通に三脚を広げて、カメラを載せてファンダーが160センチって、三脚の中でも大型の最大長180センチクラスじゃないとだめなんです。
アルミが重く、長さも足りないとなれば、もうカーボン三脚しかありません。
そして剛性を重視するなら脚が太い3段タイプ。
というわけでベルボンのネオカルマーニュ630という三脚を購入しました。
カメラを載せる雲台は以前から持っていたスリックの自由雲台を取り付け。
この組み合わせで10年以上やっていたんですが、最大長が長い3段タイプというだけあって、折りたたんでも70センチぐらいあり、非常にかさばるんですよね。
基本、移動は車なんで、かさばってもそんなに困らないんですが、家族でカメラを持ってってなると、もうちょっと振り回しのいい三脚もありかなーと思い、小型でコンパクトに折り畳めるトラベル三脚UTC-53II ASという三脚も購入しました。
ただ、やっぱり小型は条件が悪くなると使い物になりません。
屋内で動画とかになると常に振動しているのが映像でわかりますし、屋外でも暗いとスローシャッターとか無理です。
ここぞの時は大型が必須です。
三脚は少々古くなって使い込んでもそうそう壊れるものでもありませんし、最初から10万円ぐらい奮発していい三脚を買っておくことをおすすめします。
もうだいぶ年季が入ってきましたが、まだまだネオカルくんには頑張ってもらう予定です。
一方、雲台はUTC-53II ASがアルカスイス互換タイプだったんですが、これはいいですよね。
カメラの付け外しはしやすいし、それでいて固定もガッチリしており不安感もなく、すごく気に入ってます。
ネオカルくんの雲台もアルカスイス互換の雲台に交換しようか思案中です。
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