一般ニュースでも話題になっていますが、ランドクルーザー70が正式に国内で再々発売されました。
1984年に40系の後を引き継ぎ登場した70系のランドクルーザーは、2004年に国内では一旦販売が終了します。
しかし、その後2014年に1年間の期間限定で再発売。
そして今回またおよそ10年ぶりに復活を遂げました。
様々な形式のエンジン、トランスミッションが組み合わされてきましたが、前後リジッドサスのフルフレームボディの設計はほぼ40年前のまま現在に至る、走るシーラカンスのような車です。
10年前とは異なり、今回は継続販売モデルとしての復活です。
前回と大きく異なる点は、2.8リッターディーゼル1GDエンジンに6ATの組み合わせが採用された3ナンバー乗用登録のモデルに変更されているという点でしょう。
国内割り当てが月産400台とされており、各所ではすでに争奪戦となっているそうですね。
でも正直、前後リジッドサス、さらにリアサスはリーフ、内装はフルトリムでもなく、マニュアルエアコンだったりする車を、ホントに皆さん欲しいと思って買ってるんですかね。
今回の70のデザインは僕も大好きな種類のデザインですが、だからといって欲しいと思いません。
ヘビーデューティ系を名乗るだけある数々のヘビーな装備は僕の需要にマッチしておらず、雰囲気だけでいいなら今度の250系の方がよりよい選択となるでしょう。
そしてたぶん多くの人にとってもそれは同じだと思います。
毎月400人、年間で4800人もの人が前後デフロックを必要としている訳がありません。
逆にそういう人はATじゃダメなんじゃないですか?
今はすごい人気が出てるみたいですが、雰囲気重視派は250系がでればそっちに流れるでしょう。
本気派の人は新型MT待ちか、旧70のMTを探して乗るかってなると、再々販70の人気はすぐに落ち着くんじゃないでしょうかね。
実際、10年前の再販70も最初は人気出ましたが終盤は売り上げが落ちてきて、予定台数を売り捌けなかったそうな。
っていうか、人気殺到で受注停止、納車は2年後です、3年後ですとかもうやめて欲しい。
普通に車を買わせてください。
どうかよろしくお願いします。
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