マツダがジャパンモビリティショー2023にて公開したEV時代のスポーツカーコンセプト、アイコニックSPが発表されました。
昨年、2030年に向けたマツダの経営方針が発表された場でCGが登場していたコンセプトカーそのままなんですが、やはりCGと形になっている実物とは見た感じが全然違いますね。
それにしてもなんと美しい車なのでしょう!
コークボトル状にキャビン部分が絞り込まれ、それに対する前後フェンダーが張り出したラインが、ホントに美しい。
安全対策上、もうこの先世に出ることはないと言われていたリトラクタブルライトが採用されており、リアの丸ライト、そして何より(発電用とはいえ)2ローター・ロータリーエンジンを積んでいるということで、当初言われていた次期ロードスターというよりも、新型RX-7といった趣のコンセプトカーになっています。
鳥が羽を広げているかのような、このドアの開き方もすごくカッコいいです。
内装はこんな感じ。
こちらはスポーツクーペというよりも、オープンカーの文法に則っているように見えますので、やっぱりロードスターの将来像ということなのでしょうか。
各部のディティールが量産車に程遠いので、これがこのまま世に出ることはなさそうですが、将来を期待させてくれる素晴らしい車です。
今回のJMS2023のベスト車両といって過言ではないでしょう。
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