予告通り、昨日北米にてトヨタの中型ピックアップ、新型タコマが正式に発表されました。
ティーザー段階からの答え合わせをさせていただきます。
グレード構成はベースグレードからSR、SR5、TRD PreRunnerとありまして、TRD Sports、TRD Off-Road、Limited、Trailhunter、TRD Proの合計8グレード。
これは思っていたより多めです。
標準グレードのエアダムのあと付け感がすごい。
SR、SR5、TRD PreRunnerの3車種はエンジンがハイブリッドなしの直列4気筒2.4リッターターボ278馬力仕様。
TRD Sports、TRD Off-Road、Limited、Trailhunter、TRD Proの5車種はi-FORCE MAXを名乗るハイブリッド付き直列4気筒2.4リッターターボで326馬力仕様です。
i-FORCE MAXがついているからタンドラと共通のハイブリッドV型6気筒3.4リッターツインターボ437馬力!を期待していたんですが、新開発ハイブリッド4気筒ターボでした。
SR、SR5のXtraCab、TRD PreRunnerはリアサスがリーフ。
それ以外はすべてリアマルチリンクのコイルサス。
これはほぼ想定通り。
ブレーキは全車が4輪ディスクブレーキ標準。
リアディスクは上位グレードだけかと思いましたが、全車ディスクらしいです。
非ハイブリッドグレードには6MTの設定があり、それ以外は8速AT。
今回初めて内装が判明しました。
水平基調のラインが通ったデザインで、オフロード車のなんたるかを踏まえた優れた内装だと思います。
巨大な14.1インチセンターディスプレイはグレードにより標準。
サイズから仕方ありませんが、後部座席は狭そうです。
グレードによって内装に差し色が入ります。
トップグレードTRD Proはへんなのがシートに付いてます。
ダイアルがついてますので、なにか張力を調整できるのかな?
今回のモデルチェンジの目玉はTrailhunterの設定でしょう。
最近のトレンドであるオーバーランドスタイルを強化したグレードです。
↑この写真なんかまさにそのイメージですね。
今回の新型タコマ。
タンドラの流れを汲むTNGA-Fシャーシを使い、各部を手抜きなく贅沢に強化しています。
北米で中型ピックアップNo1の地位をより盤石にする、すばらしいモデルチェンジです。
残念なことはこれが日本では手に入らないこと。
今回、上位グレードが全てハイブリッド化されましたので、並行輸入も不可能です。
現在日本で手に入る唯一のピックアップはタイ産ハイラックスだけ。
トヨタは国内ピックアップ市場のため孤軍奮闘頑張ってくれているんですが、見比べると圧倒的にこちらが上です。
右ハンドル化して正式国内導入して欲しいな〜。
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