イギリスにあるTheon Designによる最新の911レストモッドをご紹介します。
Theon Designの911も、911レストモッドで有名なジンガーと同じく964をベースとしながら930ルックに仕上げた車両がメイン。
様々な仕様がオーダーできますが、エンジンはいずれも空冷の3.6リッター、3.8リッター、4.0リッター仕様が選択でき、ターボやスーパーチャージャー仕様なども用意されています。
ボディは964ベースですが、外板パネルには通常のスチール仕様以外にカーボン仕様もあります。
今回の911はカーボン仕様で、電動パワステなどもあり各部軽量化され、車重は1152kgしかありません。
フロント235、リア275の極太タイヤを収めるため、3Dモデリングで作られた前後フェンダーにより大幅に拡大されています。
革内装のクオリティも高そうで、ラグジュアリー性も問題なし。
可変ダンパーや油圧ノーズリフトなども装備しており、日常使いでの快適性も問題ありません。
非常にできは良さそうですが、その分お値段も張りそうで、もちろんオーダー次第で変わりますが、最低40万ドル、日本円で5300万円以上になりそうですね。
お値段もありますが。。。
もちろん写真だけで判断できませんが、走っている姿などがどうもちょっと腰高に見えるんですよね。
特に後ろ姿。
おそらくリアフェンダーの山の位置がちょっと高すぎるのと、ジンガーなどだとフェンダーがタイヤを覆いかぶさるような形状なのに対してTheonは丸くタイヤが丸見えになってしまっていること、そして、そもそも18インチホイールがデカすぎて車高が高く見えてしまっているんだと思います。
(ノーマル・ジンガーは17インチ)
他の有象無象ショップより数倍優れていますが、やはりジンガーには負けている気がしますね。
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