シャラン(愛車を振り返る その9)

自動車関連

9代目の愛車はフォルクスワーゲン・7NCAV型シャランです。

 カイエンは気に入っていたのですが、子供が生まれる事になり、特に深く考えず「子供ができたら7人乗りのスライドドアの車かな」というノリで乗り換えを決意。
 カイエンが3.6リッターエンジンで自動車税が高い、車検も費用掛かりそう、燃費も悪いといった維持費を抑えたい要望もありました。

 僕がシャランを買った頃は1.4リッターFFのダウンサイジングエンジン車しかありませんでした。
 さすがにこのボディで1.4リッターってどうなの?と思っていましたが、マーチ・スーパーターボ以来のスーパーチャージャー&ターボのツインチャージ加給により150馬力&240N・mの必要十分といえるパワーを持っており、馬力に関してはそこまで大きな不満はありませんでした。

 ただし、この車とは相性が悪かった。

 後ろからの追突、オーバーランしてきた車の当て逃げ、嫁の操作ミスによる左巻き込みで歩道の柵と接触と3回も事故。
 エンジンはハーネスの接触不良で吹けなくなり、バックドアはダンパーが抜けて自動ドアが勝手に閉まり出す。
 ディーラーの対応も気に入らない。
 なんだかんだとにかく気に入らないことばかり起きました。

 そしてついにはアメリカで排ガス試験を誤魔化していたディーゼルゲートが発覚。

 それまでフォルクスワーゲンというメーカーは、大好きなポルシェとの血縁などもあって、好きなメーカーの一つでした。

 しかし、もう我慢しておく事はできなくなってしまったのです。

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