ポルシェは昔からソリッドで原色系の鮮やかなボディカラーを設定してきました。
メジャーどころは黄色系。
水色とかもきれいです。
紫とかもありますね。
ポルシェ家、ピエヒ家の歴代オーナーに愛されているのがグリーン系。
漫画の主人公が乗る車になってましたピンクの964RSとか
どれもこれも、いざ自分で買うとなるとなかなかそこまで踏ん切れないものですが、こういった鮮やかで(たぶん世間的には変な色と言われる)ボディカラーのポルシェに憧れています。
そして、ポルシェ究極の外装はレースカーを原典とするピンクピッグ仕様だと思います。
一時代を築いた917のうち、ワイドボディ仕様の丸っこい大柄な外見で現れた917/20がデザイン的に不評で「雌豚」とあだ名されてしまいます。
当時のスポンサーであるマルティニまでもが「こんな車にマルティニのロゴをつけるな」と言われ、開き直ったポルシェはボディカラーを肌色っぽいピンクとし、そこに豚肉の部位をマーキングした仕様でルマン24時間レースに出走しました。
これがピンクピッグです。
当時は不評だったこのデザインも、ポルシェのレースカーの中では重要な一台と数えられているようで、後にポルシェレースカーの歴史を語る時には必ず挙げられる一台となっています。
そのインパクトある外見を取り入れた車も数多く、2018年のル・マンではポルシェ自らがピンクピッグを復刻して、LM-GTE Proクラスの911 GT3RSRに参戦し、同車はなんと見事クラス優勝を遂げています。
はっきり言ってダサいんだけどそれがカッコいいんですよね〜。
だけどやっぱり自分の車でこれをする勇気はないかなー。
せいぜい ↓ この純正ボディカバーを導入するぐらいしかありませんね。
こんな純正品を用意してくれるポルシェって、やっぱり素敵です。
コメント