トヨタのフラッグシップSUV・ランドクルーザー300の中古相場が下落しているという記事が上がっていました。
ランクル300は2021年に200系からフルモデルチェンジして登場。
そのデザインや機能が高く評価され、人気が沸騰。
世界的な半導体不足や、ランクルという車がもともと中東諸国など外国向け生産が主で国内向けの供給が少ないという事情もあり、そこに目をつけた転売ヤーの思惑も加わって国内では深刻な品薄状態となりました。
その結果、納期待ちが長期化。
ついには納期4年待ちなどという過去に聞いたことがない異常事態を迎え、ついにトヨタは受注停止措置をとることになりました。
その結果、ランクル300の中古車相場が高騰。
新車価格500万円から800万円にすぎず、しかも一応現行車であるにも関わらず一時は3000万円などというプライスタグが掲げられていました。
ランクル300の受注停止は現在も継続中ですが、ここに来て半導体不足が解消されつつあり、トヨタ車全体の納期が早まってきている状況の中、ランクル300のウェイティングリストも解消されつつあるようです。
その結果、中古相場が大幅に下落しているというニュースでした。
現在僕の愛車であるランドローバーディスカバリーから乗り換えを考えた時、ラージサイズの3列シートを備えたSUVという括りで候補をあげると、ランクル300は当然候補に上がる1台でした。
なにしろ価格的にZXで車両730万円とか、最近値上がり著しい外国車の相場観からすればバーゲンセール以外の何者でもなく、外見、内装、エンジンとどれ一つ不満はない車です。
そんなランクル300の最大のネックが納期でした。
4年待ちとかありえない。
新古車とか、走行浅い中古車ぐらいなら「あり」だと思っているんですが、それが3000万も2000万もしてたらバカバカしいし、そもそも買えません。
そんなわけでランクル300は候補から外して考えていました。
ところが今回のニュース記事を見て、最近見ていなかったランクル300の中古相場を調べてみると、、、
ホントだ!
確かに下がってます!
2023年4月1日現在だと、いつの間にやら2000万円を越えるような個体は姿を消しており、平均相場が1300万円ぐらいになってます。
それでも高いんですが、1000万円を切るZXも出始めているではありませんか。
いやー、完全にノーマークでした。
近々、オーダーが再開されるかもという噂もありますし、そうなればより一層の相場下落が期待できますね。
ZXかGR-Sかは悩みますが、ガソリン3列シート仕様、年式1年落ち以内、走行1万キロ以下、って感じの車が込々1000万円を切ってきたら、ちょっと真剣に乗り換えます。
オーダーが再開されて、納期1年待ち以下ぐらいならそちら新車を優先して検討しますけど、まー、それはたぶん無理だと思いますので。
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