ポルシェ 928 レストモッド

自動車関連

 これまで生産された車両の6割以上の車がなお現役で路上を走っていると言われるポルシェ。

 おかげで高額な中古相場を維持しており、なかでも歴代911、特にターボとかGT3とかの『役付き』と言われるモデルであれば、いつ買ってもどれを買っても値上がり間違いなし。

 そんな911ですが、それ以外のモデルはどうかとなると、911ほどではありませんが、底堅い中古相場を形成している車種が多いです。

 356とか、もう本物はとても手が出る車ではありませんし、356の4気筒を積んだ911、912とかもなにげに高騰しているそうな。

 初代カイエンとかのSUV系はかなり安くなってますが、それだけにハードカスタムのベース車として需要が出てきているようで、だからといって中古相場が高騰することはないかも知れませんが、それなりの価格まで反騰しそうな雰囲気になってきています。

 そんな中、今、注目はポルシェ928でしょう。

 ポルシェ928は1978年から1995年まで生産されたV8エンジンFR駆動のグランツーリスモです。
 当時911の行く末に不安を覚えていたポルシェ社が911の後継となるべく開発しました。

 メカ的な特徴は、ヘッドライトだけがポップアップするリトラクタブル機構、ギアボックスがリアにあるトランスアクスル、前後重量配分50:50、旋回中にトーインに変位する機構をもったヴァイザッハアクスルなどなど、とにかくすごい車でした。

 しかし、ポルシェが期待したような売れ行きを得ることはできず、17年間という長期に渡り生産されましたが、1度もフルモデルチェンジされる事なく、その後の後継機種が発売されることもなく現在に至ります。

 で、この928なんですが、やはりV8搭載のビッグクーペというキャラが、924、944、968の4気筒FRシリーズよりも高級感をそそられるのか、911ほどではありませんが、レストモッド車両が何台か出てきています。

これは当時物か、、、

 928は元々高額だったので、レストモッドとなるとさらに高価なものになりますから、なかなか911のようにはいきませんが、これから注目の車種だと思います。

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