アルファロメオとコーチビルダーのザガートがコラボ100周年を記念して、アルファロメオ ジュリアをベースにしたアルファロメオ ジュリア SWB ザガートを発表しました。
当初の噂では限定生産という話だったと思うのですが、どうやらワンオフで1台だけの生産らしいです。
ベース車はジュリアの走りのグレードGTAmで、SWB=ショート・ホイール・ベースの名の通りホイールベースが切り縮められており、それにトナーレのヘッドライトを採用した事以外は独自のボディワークで、リア周りはボディの縁をグルリとLEDのランプがライン状に配置されており、アストンマーチンっぽいデザインになっています。
ま、それはつまりこれがザガートのデザインという事ですね。
内装は見たところほぼジュリアままですね。
エンジンは2.9リッターV6ツインターボ。
GTAmのエンジンということなのでおそらく540馬力仕様。
フェラーリ カリフォルニアのV8を2気筒ちょんぎったものとも噂されたアルファロメオ最新のスポーツエンジンです。
いや、しかし美しい車です。
歴代のザガートの車って少々デザインの癖が強くて、僕はあまり好きじゃない(「Il Mostro(イル・モストロ=怪物)」と呼ばれたSZ、RZは好きだったりする。よりによって)んですけど、これはいいですね。
確かにザガートのデザイン言語が散りばめられているんですけど、アルファロメオの綺麗なところを失っていません。
これがワンオフで終わりとは勿体無いですね。
ベースのジュリアが1300万、GTAmが2200万なら、SWBザガートも3000万以下で量産できたんじゃないですか?
僕には買えませんが、欲しがる人はいると思います。
しかし勿体無い。
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