ポルシェが開発中の4.4L V8 水素エンジンの話題。
特殊なターボを用いて598馬力を発揮するというモノ。
見たところツインスクロールというわけでもなく、ただ吸気側タービンをダブルにして過給圧を上げるもののようです。
ものの本によると、水素は気体なので、パワーを出そうと燃料をインジェクターからいっぱい噴いても、水素の分だけシリンダー内の空気の入る場所が少なくなるわけで、酸素量が足りなくなって、結局パワーがでないとの話でした。
そこで、このポルシェのエンジンはとにかく過給圧を上げ、足りない酸素を補給して水素を燃やそうというコンセプトなのでしょう。
水素って、バカ正直に電気分解するだけじゃなく、高熱を扱う工業で副産物的にできてしまう水素とかいろいろあるし、流通網さえ整備されればエネルギーの媒質として可能性の高い物質だと思うんですよね。
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