僕は車が大好きです。
そんな僕の最初の愛車は日産・EK10型マーチ・スーパーターボ。
マーチ 沿革
大学に通っていた僕は親に車を買ってもらえるような裕福な家庭ではありませんでした。
免許を取得してしばらくは必要なときだけ自宅にあったオヤジのブルーバードを貸してもらって乗っていました。
しかし車好きのご多分に漏れず、そんな制限付きの家庭車で満足できるわけがありません。
なんとか自分の車を手に入れるべくバイトに勤しみ、ついに大学4回生の時にマイカーを持つことができました。
その記念すべき最初の愛車がマーチ・スーパーターボ。
当時、大学時代の友人がこの車に乗っていて、しかもそれを売ろうかと思っているという話。
ならば僕がその売却価格で買い取らせてもらうという事になったのでした。
マーチ スペック
全長 | 3735mm |
全幅 | 1590mm |
全高 | 1395mm |
ホイールベース | 2300mm |
車両重量 | 770kg |
エンジン型式 | MA09ERT |
排気量 | 930cc |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒OHCターボ+スーパーチャージャー |
最高出力 | 110ps(81kW)/6400rpm |
最大トルク | 13.3kg・m(130.4N・m)/4800rpm |
サスペンション | F:ストラット R:4リンク |
ブレーキ | F:ベンチレーテッドディスク R:ドラム |
タイヤサイズ | F,R:175/65R13 |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 5MT |
新車価格 | 1,153,000円 |
愛車カラー | ブラックメタリック |
その他 | ワタナベ・エイトスポーク14インチホイール |
マーチ・スーパーターボは、ベーシックカーであるマーチに低回転の過給を受け持つスーパーチャージャー(⇒用語集)と高回転の過給を受け持つターボ(⇒用語集)、2つの過給機を積んだ変態車でした。
ラリーレギュレーション(⇒用語集)に合致するべく排気量をあえて標準車からダウンさせ、落ちたパワーをダブル過給で補おうというコンセプトでした。
排気量930ccでありながら、最高出力110ps、最大トルク13.3kgmのパワー。リッターあたり100馬力超えは一つの基準を超えた車でした。
マーチ 外見
遠目にはただのコンパクトカーなんですが、スーパーターボは特徴的な丸フォグランプがグリルに埋め込まれており、ファニーな表情を作っていました。
純正でヘッドライトがイエローバルブ、フォグが白色バルブという、変わったライト配色でしたね。
定番ワタナベエイトスポークが外見のワンポイントでした。
マーチ 内装
内装はダッシュボード上に3連メーター(ひとつは時計でしたが)が追加され、特別なシート、特別なステアリングに変更されていました。
マーチ インプレッション
では走りはどうだったかと言うと、実際、パワーはなかなか刺激的。
発進時などアクセルを入れるたびにスーパーチャージャー(⇒用語集)のクラッチがカチンカチンと音を立て、ギュオンギュオンと独特の吸気音をさせながら回転が上昇します。
古いFF車なんで、ステアリングをちょっとでも切っている状態でアクセルを入れると激しいトルクステア(⇒用語集)襲われ、どこに飛んでいくかわからない。
しかもダブル過給の結果、構造的に狭いエンジンルームとなってしまいパワステ機構が入らなくなったようで、最近の車ではとんと見ない重ステでした。
レッドゾーン7000rpmで4000rpmぐらいからがターボになるんだったかな?
フル加速でそのぐらいの回転数になると、暴れるステアリングと格闘しているので、タコメーターなんて見てられませんでしたけど。
でも楽しかったな〜。
マーチ 別れ
最終的には兄が結婚する時に兄の車と交換して、兄はこの車を下取りに出し、家庭的な車を購入する下取り車になってしまいました。
大学の1回生から友人の車としては乗ってましたが、自分名義だったのは半年ぐらいだけでした。
コメント
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