アメリカでも中古車相場が下落している

 アメリカの調査会社マンハイムコンサルティングによる調査で、アメリカでも中古車相場の下落が顕著であるとの報告が上がっていました。

https://www.carscoops.com/wp-content/uploads/webp/2023/05/Manheim-Used-Vehicle-Index-April-2023-2.webp

↑(資料リンク)

 ただし、ピークは2021年の末ごろから2022年の第1四半期にかけてだったようで、2022年の末ごろから対前年比割れを始めていたようです。

 2009年からの調査で、2009年から2018年までの10年間でインデックス指数20%の上昇だったものが、2021年の1月から12月のわずか1年間で45%も上昇していましたから、ほんと異常な期間だった言う他ありません。

 下落したといっても、価格高騰前の2020年と比較すれば54%も上昇したままです。

 日本での同様の統計は見当たらないんですが、体感的な中古車価格相場の変化はアメリカ同様です。
 しかもアメリカでは中古車価格が上昇しても個人所得も一緒に上昇していますが、日本では周りの価格が上がっているだけで個人所得は変わっていません。

 なんとも車を買いにくい世の中になったもんです。

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