用語集

 BLOGを書くにあたってできるだけ平易な言葉を使うように気をつけていますが、車好き、カメラ好き、ガジェット好きな人にしか通じない言葉を使いがちなので、分かりにくそうな語句の解説を付けることにしました。

 辞書的に書いてますが、あくまで筆者による独自解釈の内容ですので、そういう風に読んでください。

 ぼちぼちのんびり追加していく予定です。
 リクエストがあればメッセージをお寄せください。

『あ』行

アンダーステア(自動車用語)
 車を走行させている状況で高速度でコーナーに侵入、4輪のタイヤがグリップ限界を越えスリップし始めた時、リアタイヤよりもフロントタイヤのほうが限界が低く、よりスリップ量の多い状況がアンダーステア。略して「アンダー」。
 派生語「プッシュアンダー」、「どアンダー」、「手アンダー」など。
 反対語「オーバーステア」。
アンフィニ(自動車用語)
 バブル期に拡大路線をとったマツダが設立した販売チャンネルの1つ。マツダ、オートザム、オートラマ、ユーノス、そしてアンフィニの5つがあった。中でもアンフィニは高級でプレミアムな路線の車をメインに扱った。その顔となったのがRX-7。それまでのサバンナの名を捨てて、FDへのモデルチェンジと同時にアンフィニRX-7として華々しくデビューした。しかしバブル崩壊と共にマツダの多チャンネル体制は崩壊し、アンフィニ系列はマツダ系列に統合された。同時にRX-7もアンフィニRX-7からマツダRX-7へと名称変更。バッジなどもカッコいいアンフィニマークからマツダマークに変更されている。

『か』行

御三家(自動車用語)
 一般的にドイツのメルセデスベンツ、BMW、アウディの3メーカーをまとめて指す言葉。量販メーカーでありながら単価の高い車種を世界中で販売している、成功している自動車メーカーとして例に出すときに用いる。

『さ』行

スーパーチャージャー(自動車用語)
 エンジンのパワーアップを目的として、機械的に空気を圧縮(過給)してシリンダー内部に送り込むための装置。狭義では空気を圧縮するための動力源がエンジンのクランク回転から直接動力をつくるタイプをスーパーチャージャー、排気ガスの流れる力を動力源とするタイプをターボチャージャー(あるいは短縮してターボ)という。

『た』行

ターボ (自動車用語)
 エンジンのパワーアップを目的として、機械的に空気を圧縮(過給)してシリンダー内部に送り込むための装置。スーパーチャージャーの一種。狭義では空気を圧縮するための動力源がエンジンのクランク回転から直接動力をつくるタイプをスーパーチャージャー、排気ガスの流れる力を動力源とするタイプをターボチャージャー(あるいは短縮してターボ)という。
テレコン (カメラ用語)
 テレ・コンバーターの略。
 レンズ交換式カメラにおいて、主に望遠レンズとカメラボディの間に装着し、焦点距離をより伸ばすオプション装置。×1.6や×2.0の2種類が一般的で、例えば400mmの焦点距離を持つレンズに×2.0のテレコンを装着すると800mmの焦点距離レンズと同等の画角が得られる。
トルクステア(自動車用語)
  FF車の場合、エンジン、トランスミッションの搭載位置の関係からドライブシャフトの長さが左右で異なることになる。このことに起因して、ステアリングを切った状態でアクセルを踏み込むとステアリングが振動し、進行方向が乱れる現象。FF車の最大のデメリット。最近の車ではほとんど出なくなったが、ちょっと古いFF車だと顕著だった。

『な』行

『は』行

ピロ(自動車用語)
 ピロボールの略。球面形状の軸受。自動車でピロといえば、純正サスペンションでゴム製軸受の部分を金属製のピロ軸受に交換する事。ゴムの遊びが無くなり、サスペンションが正確に動くようになると言われている。
 フルピロは純正サスペンションのゴムブッシュを全てピロ軸受に交換する事。

『ま』行

『や』行

『ら』行

レギュレーション(自動車用語)
 自動車レースにおけるルールブック。競技の公平性を担保するため、主に車体のサイズや駆動方式、エンジンなどの機械の細部に渡るルールを定めたものを言う。
ロータリー (自動車用語)
 マツダだけが市販に成功した特殊なエンジン型式の一つ。いわゆる普通のエンジンは円筒状のシリンダーの内部に同じく円筒状のピストンを持ち、シリンダー内部でガソリンを燃焼させ、燃焼圧力でピストンを下降させて、その力をクランク機構により回転運動に変換している。それに対してロータリーエンジンはひょうたん型の特殊なトロコイド曲線を持ったハウジングの中に三角形のおむすび型ローターを偏心した状態でセットし、ローターが公転するとハウジングとの隙間が変化する。この変化が普通のエンジンにおける吸気、圧縮、膨張、排気の熱サイクルを描き、直接回転運動を得ることができる。最大の特徴は得られる出力の割にコンパクトであることで、スポーツカーに適応すれば軽量で重量配分に優れた車を仕立てやすい。最大のデメリットは燃焼室の形状が悪いため排ガスの浄化が難しく、また燃費も悪い。2022年現在、ロータリーエンジンを搭載した市販車は販売されていない。

『わ』

英数字

M2(えむつー) (自動車用語)
 かつてマツダが展開していたマツダ車のカスタムカーを企画、開発、販売する子会社。1991年に開設されたが、1995年にはバブル崩壊に伴うマツダの経営不振により事業を休止した。ロードスターをベースとするカスタムカーが多かったが、RX-7をベースとした車両も「M2 1020」として開発されていた。前述の通りM2の事業が休止されたため1020はコンプリートカーとしては市販はされなかった。しかし、1020は市販直前だったためエアロパーツなどが少ロットだけすでに制作されていた。これらのデッドストックがマツダスピードの販売店であった「スポーツファクトリー」を通じて一般に流通した。僕が買ったRX-7のM2ボンネットはこういった商品。
VTEC(ぶいてっく) (自動車用語)
 正式名称「Variable valve Timing and lift Electronic Control system」。略して「VTEC」。ホンダによるエンジン技術の一つ。
 特徴はカムシャフトに複数のプロフィールを持つカム山が設けれれており、エンジン回転数、アクセル開度などに応じて、油圧機構により適合したカムに切り替え、バルブリフトとバルブタイミングを可変できるようにした。それまでもカム全体の回転させることでバルブタイミングは調整可能であったが、VTECはバルブリフトまで可変できる様になった事が画期的だった。スポーツ走行向けのエンジンにおいて馬力を出そうとするとバルブリフトを増やしたいが、やりすぎると低回転でのトルクが細ってしまい日常走行が困難なエンジンになってしまう。可変機構を持たないエンジンであれば妥協せざるをえないが、VTECにより高回転用のカム、低回転用のカムとそれぞれに適したカムを両方搭載できるようになり、それまでの1.6リッターエンジンが130馬力程度までだったものが一気に160馬力を発揮できるようになった。
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