北米トヨタ公式Instagramにて新型タコマと思われる車両が公開されています。
シルエットだけなので、詳細は不明ですが、中型サイズのピックアップということは分かりますので、新型タコマだと考えられます。
新型タコマはブラジルの特許図面から外見がリークされており、タンドラと共通性のあるルックスになると思われます。
中身もタンドラと同じTNGA-Fプラットフォームが採用されるとの噂ですが、エンジンが2.4リッターターボ&ハイブリッドの4気筒エンジンになるのではないかとの情報です。
これは現在、レクサスRX 500hやトヨタクラウンに採用されているデュアルブーストハイブリッドT24A-FTSを想定していると思われます。
T24A-FTSは単体で272馬力、これに前後モーターを追加してシステム出力349馬力を発揮しているわけですが、あちらはエンジン横置きのFFベースによる特殊なハイブリッド構成。
後輪出力はモーターによってのみ駆動され、フロントに積まれたエンジンと直結されていないシステムになっています。
タコマはフレームボディを持つエンジン縦置きのシャーシなわけで、エンジンの向きは変更されるとしても、レクサスやクラウンそのままのシステム構成にはなり得ません。
現行タコマの上位グレードに積まれている3.5リッターV6が278馬力なので、280馬力〜300馬力ぐらいの出力でこれに置き換えるだけという話でしょうね。
で、TNGA-Fプラットフォームといえば、気になるのが新型プラド。
最近の噂ではランドクルーザー250になる、と言われていますが、こちらもTNGA-Fを採用すると言われています。
北米ではランクル300と同じTNGA-Fプラットフォームに、300と同じ3.5V6ガソリン(さらに3.5V6ガソリンハイブリッドもある)を積むタンドラがあり、それと同じシャーシを採用する一回り小さいタコマには4気筒のガソリンハイブリッド。。。
ラージサイズのランクル300に対して、スモールサイズのランクル250。
そして300がV6で、250は4気筒、というのはいかにもありそうな話。
これまでもプラドには2.7リッター4気筒ガソリンNAエンジンがありましたが、せっかくタコマで縦置き4気筒ガソリンハイブリッドを新開発するからには、新型プラド、ランクル250にはこのT24A-FTSを縦置きに変更したエンジンが積まれる可能性があるのでは?
さらに想像を膨らませると、以前も言いましたがトヨタはハイブリッドエンジンとディーゼルを同一車種で同時に設定したことはなく、ランクル250にハイブリッドを積むならばディーゼルは設定しないでしょう。
そして、これまでプラドのディーゼルを必要とされていた層に対してのエクスキューズとして、70が再再販されるのではないでしょうか。
・・・そんないろんな事を考えた新型タコマでした。
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